
パンです😊 対人関係の悩みで頭がいっぱいになったとき、私を救ってくれた一冊です。アドラー心理学、正直かなり刺さりました。
仕事の人間関係、家族とのすれ違い、SNSでの他人の目——結局、私たちの悩みのほとんどは「人」が絡んでいませんか?『嫌われる勇気』が出す答えはシンプルです。「あらゆる悩みは対人関係の悩みである」。オーストリアの心理学者アルフレッド・アドラーの思想を、哲学者と青年の対話形式でわかりやすく解き明かした一冊で、刊行から10年以上たった今も読まれ続けています。
本の概要
著者は哲学者の岸見一郎氏とライターの古賀史健氏。「世界はシンプルで、いま この瞬間から幸せになれる」と説く哲人と、「世界は矛盾に満ちている」と反発する青年が、深夜の書斎で問答を重ねる構成になっています。2013年にダイヤモンド社から刊行され、国内300万部・世界累計1180万部を超え、ビジネス書としては異例の年間ベストセラー10年連続入りを記録しました。
刺さったポイント①|すべての悩みは対人関係
読み始めてすぐ、この一文に立ち止まりました。改めて自分の悩みを振り返ってみると、確かにどんな悩みも突き詰めると「誰かとの関係」に行き着く気がします。仕事の悩みも、お金の悩みですら「人にどう思われるか」が絡んでいることが多い。悩みの正体を「対人関係」という一つの軸で見られるようになると、漠然とした不安が急に輪郭を持って見えてきます。
刺さったポイント②|承認欲求を捨て、貢献に生きる
人から褒められよう、認められようとする「承認欲求」を手放すこと。そして、誰かに好かれるためではなく、自分が周囲にどう貢献できるかに価値を見出すこと。本書ではこれを「共同体感覚」と呼びます。基準を「他人からの評価」ではなく「自分がどう生きたいか」に置き直すことで、初めて自由で充実した人生を送れるようになる、という考え方に強く共感しました。
刺さったポイント③|課題の分離
個人的に一番刺さったのが「課題の分離」です。他人が自分をどう思うかは、自分ではコントロールできない「他人の課題」。それを自分の課題と混同してしまうから、他人の顔色をうかがって疲れてしまう。「これは誰の課題か」で線を引くだけで、自分がコントロールできることに集中できるようになります。他人にどう思われるかを恐れず、自分らしく生きることが可能になる——この一冊を読んで、一番実践したいと思った考え方です。
正直な補足
哲人と青年の対話形式は読みやすい一方、青年の反発がしつこく感じられ「もう分かったから前に進んで」と思う場面もありました。また「課題の分離」は便利な考え方ですが、使い方を誤ると人間関係を突き放す言い訳にもなりかねません。あくまで「自分の行動に集中するための考え方」として受け取るのがおすすめです。
評価
読みやすさ:★★★★★(5)
内容の深さ:★★★★★(5)
人生への影響:★★★★★(5)
コスパ:★★★★★(5)
総合評価:★★★★★(5)
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