はじめに
「お金の勉強をしたいけど、何から始めればいいか分からない」
そんな方に真っ先に勧めたい一冊が、両学長こと両@リベ大学長が書いた『お金の大学』です。
私は保険代理店に勤務しており、日々お客様のお金に関わる仕事をしています。そんな立場から読んでも「これは正しい」と感じる内容が詰まっていました。
この本はどんな人におすすめか
- お金の勉強を始めたばかりの方
- 保険や投資に何となく不安を感じている方
- 毎月お金が残らないと悩んでいる方
難しい専門用語がなく、マンガや図解も豊富なので誰でもスラスラ読めます。
本の概要|お金の「5つの力」
本書では、お金と上手に付き合うために必要な力を5つに整理しています。
- 貯める力 — 支出を減らして貯蓄を増やす
- 稼ぐ力 — 収入を増やす
- 増やす力 — 投資でお金を育てる
- 守る力 — 詐欺や不要な出費からお金を守る
- 使う力 — 人生を豊かにするお金の使い方
この5つをバランスよく鍛えることが経済的自由への近道だと説いています。
特に刺さった①「貯める力」
支出を見直すことが最初の一歩というのは、多くのお金本に共通するメッセージです。
しかし本書が優れているのは「何を削るべきか」を具体的に示している点です。固定費(通信費・保険・サブスクリプション)の見直しから始めることで、無理なく毎月の支出を減らせると解説しています。
給料が上がらなくても支出を減らせば手元に残るお金は増える。シンプルですが、多くの人が実行できていない真実です。
特に刺さった②「保険」への考え方|現役代理店員の本音
本書では「保険は最低限でいい」というメッセージが書かれています。
私は損害保険・生命保険を取り扱う保険代理店に勤務しています。その立場から正直に言います。
本書の考え方は正しいです。
生命保険は「子供がいる家庭の死亡保障」だけで十分です。貯蓄がある程度できていれば、医療保険は不要です。入院費用は高額療養費制度で自己負担が抑えられるので、手元に100万円の緊急予備資金があれば医療保険なしで対応できます。
一方、自動車保険は別です。事故は突然起きます。私自身、お客様の事故現場に駆けつけることがありますが、対人・対物の賠償リスクは個人では到底カバーできません。自動車を持つ方は対人・対物無制限の任意保険は必須だと断言できます。
「保険に詳しい人ほど保険を持たない」はある意味本当ですが、リスクの大きさによって判断することが重要です。
DIE WITH ZEROとの共通点
本書と合わせて読みたいのが『DIE WITH ZERO』です。
お金の大学が「いかに効率よくお金を増やすか」を教えてくれるとすれば、DIE WITH ZEROは「増やしたお金をどう使うか」を教えてくれます。
この2冊はセットで読むことで、お金に対する考え方が完成すると感じました。次回はDIE WITH ZEROのレビューをお届けします。
まとめ・総合評価
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| 内容の正確さ | ★★★★★ |
| 実践しやすさ | ★★★★☆ |
| コスパ | ★★★★★ |
総合:★★★★★
お金の勉強の入門書として、これ以上の一冊はないと思います。まだ読んでいない方はぜひ手に取ってみてください。
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