【書評】漫画 バビロン大富豪の教え|100年読み継がれるお金の黄金法則

両学長おすすめ本

「お金が貯まらない」「将来が不安」——そんな悩みを抱えている人にこそ読んでほしいのが、この『バビロン大富豪の教え』です。

原作は約100年前に書かれた、世界中で読み継がれるお金の名著。今回読んだのは漫画版なので、物語に引き込まれながらサクサク読めて、お金の本質が自然と頭に入ってきました。

どんな本?

舞台は古代都市バビロン。貧しい青年が大富豪から「お金と幸せを生み出す黄金法則」を学び、成長していく物語です。漫画ならではのドラマチックな展開で、「収入の十分の一を貯金せよ」をはじめとする普遍的なお金の知恵が、心に残る形で描かれています。

漫画 バビロン大富豪の教え

漫画 バビロン大富豪の教え

ジョージ・S・クレイソン(原作)

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学んだこと①|「魚を与える」のではなく「魚の釣り方を教える」

この本で一番心に残ったのは、「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」という考え方です。

無人島で生活することになったとき、その日の魚をいくら分け与えても意味がありません。食べ尽くせば、また飢えてしまうからです。本当に大切なのは「魚の釣り方」を教えること。

これは現代にもそのまま当てはまります。親が子どもにいくらお金を残しても、子ども自身がお金の増やし方を知らなければ、いずれ尽きてしまう。大切なのはお金そのものより、「お金との付き合い方」を身につけることなんだと改めて気づかされました。

学んだこと②|「収入の十分の九」で叶わない夢は、いったん諦める

有名な「収入の十分の一を貯金せよ」という黄金法則はもちろんですが、その裏側にある考え方にもハッとさせられました。

人間の欲望は、お金をどれだけ持っていても、使っても、際限なく溢れ出てくるもの。だからこそ、収入の十分の九で叶えられない夢は、いったん諦めるべきだという教えです。

これを読んで、「自分にとって本当に必要なものは何か」を改めて整理できました。生きていくうえで本当に欠かせないのは、まず食べること、そして雨風をしのぐ住む場所。突き詰めれば、この2つさえあれば人は生きていけます。

ところが現代は、必要以上にグレードの高い車や、高級ブランド品、宝飾品……と、本来なくても困らないものまで「持っていないと恥ずかしい」と感じてしまいがちです。気づけば“見栄”のためにお金を使い、本当に必要な額以上を求めてしまう。私自身も、知らず知らずのうちに必要以上のものを欲しがっていたんだと、ハッとさせられました。

学んだこと③|「頭から否定する姿勢」が、今の自分をつくる

物語の中で、何事に対してもケチをつける人物に向けられた「何事も頭から否定する姿勢が、今日の貴様を産んだのだ」という言葉。これがグサッと刺さりました。

新しいことやアドバイスを、まず否定から入ってしまう人は、いつまでも変われない。逆に言えば、何事も素直な気持ちで取り組むことが、成長への第一歩なんだと感じました。お金の話だけでなく、生き方そのものに通じる教えだと思います。

読んで変わったこと|「貯めたお金を働かせる」視点

この本を読んで、お金に対する考え方が変わりました。それは「貯めたお金を、ただ眠らせるのではなく働かせる」という視点です。

お金持ちの考え方は、すぐに使ってしまうのではなく「そのお金をいかに上手に増やしていくか」。利息を味方につけ、お金にも働いてもらう。この感覚を持てるかどうかで、長い目で見た資産は大きく変わってくると実感しました。

実践したいこと|積立投資と「素直で居続けること」

私がこの本を読んで「これからも続けたい」と思ったのは、大きく2つです。

  • インデックス投資を積み立て続けること(すでに実践中。お金に働いてもらう王道)
  • 素直で居続けること

人は儲かり始めると、どうしても初心を忘れがちになります。でも初心を忘れず、人に感謝されるような仕事を続けていれば、いつか光が差す。そしてその光は、お金だけでなく心まで満たしてくれる——そう信じて、これからも素直に取り組んでいきたいと思いました。

こんな人におすすめ

  • 今、借金を抱えていて苦しい思いをしている人
  • お金のことで悩み、不安を感じている人
  • お金はあっても、心の満足感が満たされない人
  • お金がなかなか貯まらない人
  • お金の「増やし方」の基本を学びたい人
  • 子どもにお金の教育をしたいと考えている親
  • 分厚い本は苦手で、漫画でサクッと学びたい人

特に、今まさにお金で苦しんでいる人にこそ読んでほしい一冊です。借金がある人も、心が満たされず苦しい人も、この本を読むと「お金とこう付き合えばいいんだ」「こういう考え方があるんだ」という新しい視点が見つかります。今の状況がすべてではありません。素直な気持ちで一歩を踏み出せば、お金も心も、少しずつ満たされていくはずです。

まとめ

100年読み継がれてきたお金の名著が、漫画でスッと頭に入ってくる一冊。「魚の釣り方を教える」「十分の九で叶わない夢は諦める」「素直で居続ける」——どれも今日から意識できる教えばかりです。お金の知識はもちろん、生き方そのものを見つめ直すきっかけになる名著なので、ぜひ手に取ってみてください。

漫画 バビロン大富豪の教え

漫画 バビロン大富豪の教え

ジョージ・S・クレイソン(原作)

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まとめ・総合評価

項目 評価
読みやすさ★★★★★
内容の正確さ★★★★★
実践しやすさ★★★★★
コスパ★★★★★
総合★★★★★

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